イマイチ分からない?相撲のルールとは?
日本古来の神事や祭りとも言われている相撲ですが、テレビでも毎日のように放映されています。
しかし、イマイチ相撲についてルールが分からないという人もいるかと思います。
ルールを知らないとどんなにすごい技を出したとしてもいまいち伝わってこないという事があります。
また、知っていた気であっても実は違っていたということもあるため、相撲のルールについて解説していきます。
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土俵の外に体が接触したら負け
シンプルに一言で表現をするとこうなります。
これは多くの人が知っているルールの一つでもあります。
「土俵の外に足を含む体の一部分が接触したら負け」という決まりになっているため、どうやって追い込むかが見所です。
力士によっては上手投げや寄り倒しと呼ばれる方法で相手力士を何とかして土俵の外に接触させようと勇猛果敢に挑みます。
見ているだけで迫力満点ですが、外すと自分が追い込まれる危険性もあります。
一方の足の裏以外が着地してしまう
先ほどの説明に似ているのですが、体が接触した場合の土俵外に追い出しをするやり方とは違い、今回は足の裏以外が着してしまうということです。
相手の力士を転倒させることで勝つことができます。
ニュースでは「土がつく」という表現をする場合がありますが、これは取り組みで負けてしまった際に土俵の土が体につくことが語源とも言われているのです。
反則をしたら負けです
これはあらゆるスポーツでも共通して言えることです。
もちろん、相撲でも反則はあるのでいくつか紹介させていただきます。
・相手のマゲをつかむ
・急所を攻撃する
・喉をつかむ、突く
・廻しの前袋を握る
といった反則があります。
相撲では禁じ手とも言われていて、度重なる反則を犯してしまったり、明らかに反則を行った力士は出場停止になってしまう可能性があります。
引き分けはあるのか?
決着がつかない場合は引き分けで終了という事もあるかと思います。実際にバスケットボールや野球、サッカーも引き分けがありますが
相撲の場合も引き分けがあるのでしょうか?
実は、相撲においては引き分けは存在しません。
万が一、判断ができなかった場合や同時に土俵の外に出たという場合は珍しいことではありますが
「同体取り直し」というものが存在します。
これはもう一度取り直しが行われることで、決着がつくまでは何度も勝負をします。
補足として、過去に取り直しを行う際に双方の力士が損傷をしてしまい、「痛み分け」という結果で終わったことがありますが、これは1964年以降は無いです。
相撲においては行司がどちらかに軍配を上げなければいけないという決まりがあります。
そのため、しっかりと勝負が決まるまでは相撲は続きます。
まとめ
相撲において基本的なルールに関して書かさせていただきました。
意外と知っているようで知らない相撲のルールがあったかと思います。
相撲は世界でも注目されているスポーツで、海外でも取り入れられていたりと人気が高いです。
今後、相撲はさらに発展する可能性が高く、ルールも変わっていく可能性があります。
ルールについてしっかりと知っておくことでより相撲を楽しむことが出来るようになり、熱い勝負に興奮をすることができます。
そして、相撲にはとても多くの魅力があり、国技とも言われています。
300年以上続いているとも言われ、相撲は本来、その年の農作物の収穫を占う祭りの儀式として、毎年行われてきました。
毎年多くの力士が誕生し、強い力士が注目されていますが、
これからも多くの人を魅了し、相撲界を盛り上げて欲しいと思っています。
また、一度も相撲を見ていない、あまり相撲を見に行かないという場合は
ぜひルールを再確認してみて行ってみてください。