どうして地震は発生してしまうのか?
震度が大きくても小さくても揺れたら怖いと思ってしまいますよね。
スポンサーリンク
地震の際に揺れを感じて怖いと感じない人はすくないかと思いますが、そもそもどうして地震は発生してしまうのでしょうか?
そこで、地震が発生する仕組みについてご説明します。
地震が起こる原因は?
どうして地震が起こってしまうのでしょうか。
そのキーワードは「プレート」にあります。
プレートとは地球の表面を覆っている岩盤です。
このプレートは十数個に分かれ、通常はゆっくりと移動しているのですが、
ぶつかったりすることで「ゆがみ」は発生します。
本来ならばこのプレートは耐えることができるのですが、ゆがみが強すぎてしまうとプレートは耐えることができないのです。
そのため、元に戻ろうとして、大きく跳ね上がった衝撃で地盤に亀裂が発生してしまうのです。
するとどうなるかと言いますと、
衝撃が地表に届いてしまい、振動することで地震が発生するのです。
いかにプレートがとても大事な役割をしているということがわかるかと思います。
どうして日本は地震が多いのか?
地震が発生する仕組みがわかったところで、一つの疑問が出てくるかと思います。
それは「日本は地震が多いこと」です。
どうして日本は地震が多いのでしょうか?
その理由は「プレートの境界上にあるから」です。
日本列島では4つのプレーが存在しているのですが、大陸プレートと北米プレートとユーラシアプレートと海洋プレートです。
もちろん、プレートが多いということはぶつかりあってしまい、衝撃によって地震が発生しやすいということです。
また、地下の調査が十分に行えていない状況でもありますが、日本では活断層がとても多くあることでも知られています。
活断層があるということはよりぶつかりあってしまう可能性が高くなってしまうので、日本は地震が多いということが分かるのです。
地震をなくす方法はあるの?
そんなに地震が多くて困っているのならば、そもそも地震を無くせば良いではないか!
と思いますよね?
実際に「マントル対流」を無くせば良いのではないのか?といった声も挙がっています。
しかし、マントル対流を無くすということは人類にとって大きな被害をもたらします。
マントル対流を無くせば当然地球の地質活動が止まり、陸地は雨で削られてしまい、やがては海ばかりになってしまいます。
また、地磁気だけではなく、自転もなくなってしまい、太陽風が直撃してしまい、地球の温度が異常に上昇してしまい、人類が滅亡してしまいます。
マントル対流を無くせば確かに地震がなくなりますが、それ以前に人類が滅亡してしまうので
実質何も解決されていないということになります。
しかしよく考えてみてください。
地震というものは人工的に作られたものではありません。
自然のものであり、人間ではどうすることもできません。
もちろん、未然に防ぐ方法について研究をされていますが人間の知能では簡単に自然による災害を抑えることは難しいです。
まとめ
地震が起きてしまう仕組みを知ることで、地震というものがいかに驚異なのかを知ることができます。
近年では技術の進歩によって地震の予測をすることができます。
予測をすることによって、より多くの人を救うことが出来るようになり、冷静に対処をすることができるようになりました。
しかし、一番重要な点は「対策を考えること」です。
地震が発生してしまった際にパニックにならずに行動をすることができる人は多くはいないのです。
そのために、地震がいつ起きてしまっても大丈夫なように、しっかりと未然に対策を考えておくことで冷静に行動をすることができます。
地震が起きないことが一番良いことでもありますが、自然災害のものでもあるため、地震を無くすことは簡単ではないです。
常日頃からしっかりと対策を考え、行動をすることが地震から身を守ることに繋がります。
また、地震が発生してしまった際にどこに向かえば良いのか、何をすれば良いのかを知っておくことで、安心することができます。